こんにちは。 頭痛治療家 平井です。

季節も夏になり、海やBBQなど、お酒を飲むことが多くなります。

ついつい飲み過ぎてしまい、次の日二日酔いで大変。

なんてことが、とても多いのではないのでしょうか?

futsukayoi

 

患者さんから、こんな質問をいただきました。

「二日酔いの頭痛も、頭痛薬でおさまりますか?

先生のとこにきたら、頭痛消してくれますか?」

 

答えは、

頭痛薬効きません!私でも無理です!泣

 

今日は、この二日酔い頭痛についてお話していきましょう。

お酒を飲むということは、体内にアルコールを入れるということです。

アルコールは、肝臓に運ばれ分解されます。

アセトアルデヒドという物質に一度分解され、

このアセトアルデヒドをさらに分解され体外に排出されます。

 

この一連な作業を肝臓内で行うのですが、

アセトアルデヒド

理科で聞いたことある方も多いと思いますが、

これを分解できる力が、とても大きな個人差があります。

 

アセトアルデヒドをより早く多く分解できる人は、

いち早く体外に排出できるため、酔いにくくお酒に強い人ということになります。

 

分解が遅い人は、血液中にアセトアルデヒドが分解されず残ってしまいます。

アセトアルデヒドは、多くの酸素を吸収してしまう性質があります。

そのため、血液中の酸素の濃度が下がり、

身体としては脳が酸欠にならないように、血管を拡張させて、血流の増量をはかります。

脳内の血管が拡張すると偏頭痛と同じような痛みが出ます。

 

片頭痛と同じ原理で頭痛が出ていますが、片頭痛に効くことをしても、

アセトアルデヒドを体外に排出しない限り、ずっと

二日酔い頭痛は続いてしまうのです。

 

二日酔い頭痛と片頭痛の違いわかりましたか?

自分のアルコールの適量を把握して飲むことが一番ですが、

二日酔い頭痛になってしまった時は、

一般的な二日酔い対策である

●水を多めに飲み、尿として排泄。

●肝臓の働きを助けるウコンを飲む。

●安静にして、肝臓の余分な動きを控える。

などをして、二日酔いを軽減させましょう。

 

なお、お酒を飲みだして、1、2時間以内に出る頭痛は、

アルコールにより血流の巡りが上がって血管を拡張させた片頭痛です。

 

この時は、これ以上飲むのを止め、片頭痛対策で乗り切りましょう!!

 

明日は、片頭痛対策をもう一度復習しましょう!!

お楽しみに。

 

 

お酒とは、上手に楽しく付き合いましょう。

 

ぴ~す(*^^)v

 

 

 

 




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